⻑崎県障害者芸術⽂化活動普及⽀援事業

支援者向け導入セミナー 創作体感・作品展示ワークショップ&講演会

9月7日、諫早文化会館にて、「支援者向け導入セミナー 創作体感・作品展示ワークショップ&講演会」と題したセミナーを実施しました。

今回のセミナーは、様々な支援の場において、障がいのある方の創作活動を支援していきたい、あるいは支援をもっと深めていきたいと考える方々、特に作品や作家があるがどうやって発信するか悩んでいる方々を対象に、障がいのある方のアート活動への関わり方や、アートを活かした取組みへのつなげ方などを学び、考えることを目的に開催しました。
講師には、昨年度に引き続き、中津川浩章先生をお招きしました。

今回は、午前中に「創作体感・作品展示ワークショップ」、午後からは「講演会&対話会」という、とても豪華・盛りだくさんな内容で実施しました。

午前中の創作体感・作品展示ワークショップでは、まず、様々な「描く」ワークに取り組みました。「線のワーク」では、ただひたすらに描きまくるなかで、何かが開放されていく感覚を体感し・・・「言葉」からイメージを描くワークでは、様々な感じ方、共通すること、納得や違和感、、などなど、いろんな感覚を味わい、「創作」の「意義」のようなものを体感しました。

続いての展示ワークショップでは、自分たちの作品をグループに分かれて展示していきました。「見る人のための展示」という意識、テーマを決めて、テーマに沿った作品だけを「選ぶ」こと(飾らない作品もあるということ)などなど・・・まさにやってみないと分からない体験ばかりで、受講者の皆さんおおいに悩みながらも、多くの学びと実感を得ていただけたのではないかと感じています。

午後からは、中津川先生による、貴重なご講演をいただきました。アートと福祉や教育とを結びつける活動を全国で展開し、国内の主要な企画展・公募展でキュレーター等を務められている一方で、福祉事業所を運営し現場でも障がいのある方々のアート活動を支えている中津川先生ならではの講演で、様々な実例をお聞きし、障がいのある方々とアートとの関係性、展示(発信)することの意義など、考え直す機会となりました。

最後に、中津川先生を囲み、受講者と先生とでの対話会を行いました。様々な立場の受講者から、それぞれの悩みや思いが打ち明けられ、先生がまたいろいろな実例を交えながら答えられ、受講者同士での意見交換もあり、大変有意義な時間となりました。

当支援センターでは、事業所や地域でのアート活動の後押しとなるべく、これからもセミナーを開催していきます。皆さまのご参加をお待ちしています!